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チャタの旅立ち:Cat blog NEKOJIE [お友にゃん]

chata201005_DSCN5418.jpg
今朝、うちのしーちゃんと同腹の兄と思われる
チャタが亡くなりました。
いつかうちの子にしてあげられたらと思っていたので
本当にショックで悲しいです。
推定9歳。

*写真は2010年5月のもの。
 目をぱっちり開けている写真がいいと思って。

chata20151230_IMG_4526.jpg
12/29、いつも外猫にエサをあげている夫が
体調不良で寝込んでいたため
私が餌やりを頼まれました。

玄関を開けると、
フェンスの向こう側にいたチャタが
高い声で「はーう、はーう」と鳴きながら
私の方に近づいてきました。
たぶん夫だと思って出てきたんだと思います。
私にもなついていたので嫌ではなかったと思うけど、
夫に何かを訴えたかったのかも知れません。

そのまま発泡スチロールの小屋に入ってしまい、
用意したキャットフードも食べませんでした。
仲良しのシロも出てきて、シロは食べてましたけど。

チャタの様子が気になっていて、
夫にも話していました。
最近来ない日も多かったねと。

12/30朝、夫が、
「チャタが来てるよ」と呼んでくれました。
行ってみると、右側を下にして横に倒れていました。
駆け寄ると立ち上がりましたが、
身体が右に傾いた状態で2〜3歩歩くと
またぱたっと倒れてしまうのです。
驚きました。
前日はふつうに歩いていたのに。

夫と相談し、
病院に連れて行ってしばらくうちで保護することにしました。
行きつけの獣医さんに電話したらこの日まで診察してもらえるとわかり
すぐ連れて行きました。

検査する前から、先生はチャタが貧血だろうとおっしゃいました。
実際検査したらひどい貧血でした。
腎臓も悪いことがわかり、
たくさん水を飲んでおしっこをたくさん出さないといけないのに
(貧血などで)具合が悪くて水が飲めず、
水が飲めなくてさらに具合が悪くなっている状態とのことで、
点滴をしていただきました。

うちで保護するつもりで、FeLVとFIVの検査もしていただき、
ノミ取りなども塗布してもらいました。

チャタはFIV(猫エイズ)でした。
貧血もそのせいだろうとのことです。
FIVがあっても、他の子が同じお水やエサを口にしても
チャタを触った手で他の子に触っても
猫エイズは他の子に移らないと言われ
うちで保護するとしても安心だと思いました。

できれば毎日点滴した方がいいとのことで
通常の診察はお休みだけど点滴だけならしてあげますよと言ってくださり、
翌日もお願いすることにしました。
「今夜にも危ないくらいの状態です」とも言われ、
体温も低めだったので、暖かくしてあげてと言われました。

連れて帰って、
古いフリースのパーカーをかけてやり
部屋(といっても屋内車庫)のエアコンをつけて
暖かく過ごせるようにしました。

夕方早めに仕事から帰ってきた夫も
温風ヒーターをそばに置いてやり
ケージの周りを布で囲って
温風が逃げないようにしてくれました。

チャタはお水も飲まず、おしっこも出ない状態、
撫でてやると「あーう」と声を出して答えるけど
横になったまま動かないチャタ。
心配でした。

12/31、朝起きて真っ先にチャタを見にいきました。
可哀想なことに、すでに亡くなっていました。
まだ冷たくはなかったけど、
手足をのばしたまま固くなっていました。
こんなに急に旅立ってしまうなんて。

以前、獣医さんに聞いていたペット霊園に電話して
チャタを荼毘に付してもらうことにしました。
他のお友達と一緒に荼毘に付され
埋葬される予定です。

「野良だから保健所でも対応してくれるのでは?」
と夫は言いましたが、
私はうちの子として見送りたかったのです。
もちろんお金も結構かかってしまいましたが、
たった一晩でもうちの子になってくれたので
思い切って払いました。

もっと早く異変に気づいてあげられれば良かった。
チャタ、ごめんなさい。

霊園に運ぶ前に、仲良しのシロにお別れをしてもらいたくて
夫が抱っこして連れてきたけど
暴れて逃げてしまい、
お別れはさせてあげられませんでした。
シロはチャタがいなくなった理由を知らず
探してしまうかも知れません。

うちの猫たちは車庫には降りられないので
チャタに会っていません。
一緒に生まれた兄妹のしーちゃんが
8年以上別に暮らしていたチャタに会って
兄と認識で来たかどうかはわかりません。
兄妹とわからなくても
いつか一緒に暮らせるようになればと
私が勝手に夢見ていました。
それも叶わぬ夢になりました。

チャタは穏やかでひとなつっこい子でした。
私が出先から帰ってくると寄ってきて
おなかをみせてくれる時もありました。
そんな時はいっぱい撫でてあげました。
可愛くて可愛くて。

急なお別れはショックですが、
死期を悟っても姿を消すことなく助けを求めてくれたので
最後の時間をうちで過ごしてもらうことができました。

チャタ、ありがとう。
大好きだよ。これからもずっと。


チャタの写真を探してみました。
単独で写っている写真が意外と少なかったのですが
その中でいくつかを紹介します。

chata200904p_DSCN3084.jpg
2009年4月

chata201409_IMG_1736.jpg
2014年9月

chata_shiro201512_IMG_4461.jpg
2015年12月 仲良しのシロと猫団子

思い出がいっぱいです。
落ち着いたらあらためて写真を
色々探してみようと思います。

最後が悲しい報告になりましたが、
みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。

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コメント 4

ぴーすけ君

チャタちゃんのご冥福をお祈りします。
by ぴーすけ君 (2016-01-01 09:20) 

nagomi

チャタちゃん、残念ですね。
いつか家族に、と思っていたならショックも大きいでしょうね。
でも、例え1日だけでも治療してもらって、暖かい場所で過ごせて嬉しかったと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
by nagomi (2016-01-02 15:54) 

himika

★ぴーすけ君さん
ありがとうございます。
チャタは苦しみから解放されて
ゆっくりと虹の橋を渡っていったと思います。
早すぎたけど、仕方ないですね。
by himika (2016-01-02 17:29) 

himika

★nagomiさん
ありがとうございます。
本当に、最期の時に、
寒い外より暖かい場所にいさせてあげられたのが
せめてもの救いです。
もっと色々してあげたかったけど。

nagomiさんもさんたくんを亡くされたばかりですよね。
お別れは本当に寂しいですよね。
長く一緒に住んでいた子ならなおさらでしょう。
さんたくんのカレンダー、飾っていますよ。
お会いしたことはないけれど、写真を拝見しながら
さんたくんを偲びたいと思います。

by himika (2016-01-02 17:39) 

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