ママが治してあげる／I'll heal you: Cat blog NEKOJIE

Fumi has a kidney's trouble.
When she is sick, I always stroke her and tell her, "mama will heal you, baby".
以前に報告した通り、ふうちゃんは腎臓の機能が弱っていることがわかっています。
そのため１１月からごはんをかえて腎臓の負担を減らすようにしています。
この子は昔から色んな病気をしました。
私はいつもふうちゃんをなでながら言うのです。
「ママが治してあげるからね。」


I am looking for the meal for the care of her kidney disease.
For example...
私は腎臓病のケアのためのキャットフードを探しました。
意外と種類がないのですが、その数種類をローテーションであげています。
情報も調べて、パッケージもカラーコピーして、ファイルしています。

主なキャットフードは次の通りです。
それぞれの製品に関するコメントは私の個人的な感想であり、
特定の製品や企業を誹謗中傷するものではありません。

◆ロイヤルカナン（ROYAL CANIN）の腎臓サポート　猫用食事療法食
リン　0.3％以下（0.29g）
一番手に入りやすかったのがこれでした。
植物性のタンパク質をメインに使っているのが特徴。
例えば超高消化性小麦タンパクとか、大豆分離タンパクなど。
加水分解動物性タンパクとも書いてありますが。
気になっているのは酸化防止剤としてBHAが使われていること。
昔は一般的に使われていましたが、
少なくとも１０年以上前に発がん性があることが問題視されて、
最近は他のメーカーでは使わなくなっています。
それなのに今でも使用し、それをパッケージにも明記しています。
だからふつうのキャットフードとしても使っていなかったのに、
今はやむなく使っています。

まだ使ったことはないのですが「腎臓サポート　スペシャル」というのもあり、
こちらはリンは0.44％で、高い嗜好性がウリのようです。

◆ヒルズ（Hill's）のプリスクリプション・ダイエットk／d　特別療法食
リン　0.65%以下（公式サイトには0.49％とある。）
ヒルズには個人的に恨みがあって、あまり気が進まなかったのですが、
選択肢が少ないため使っています。

恨みというのはかつてサイエンスダイエットをふうちゃんにあげていた時
ひどい皮膚病になり、それがごはんのせいだとわかるまでの約４年間
それを食べさせ続けてしまった後悔があるのです。
その当時はBHAや防カビ剤のBHTも使われていました。
それと「鶏副産物」も使われていました。
副産物というのは食肉を取った残りの部分の他、
病気などで死んだ動物とか、
場合によっては死んだペットがノミ取り首輪ごと入っているとか
嫌な話をいっぱい聞きました。
そういうことを丹念に調べた人たちからの情報で、
キャットフードを変えたら皮膚病が治ったという話を聞き、
キャットフードの情報を色々調べながら選んだごはんに切り替えたら
ふうちゃんの皮膚病が治ったのです。
どの成分が悪かったのかはわかりません。
でもこれらのものが入っていないと思われる製品に変えたら確かに治ったのです。

ちなみにヒルズは今はBHAやBHTは使っていませんが、
副産物は今でも入っています。
日本語のパッケージの原材料名には「チキン」としか書いてないんですが、
アメリカの公式サイトをみると、はっきりと「Chicken By-Product」と
書いてあります。By-Product = 副産物です。
入ってるのに日本語で明記しないところも嫌なんですけどね。

◆ノバルティス（NOVARTIS）ドクターズケア　猫用キドニーケア
リン　0.3％以上（公式サイトでは0.46％）
一番情報が少ないのがこれです。
フィッシュテイストとチキンテイストの二種類があります。
どちらにもチキンミールが入っているので、
これは副産物が入っている可能性を感じます。
（チキンミールと書いてあっても「副産物は使ってません」というメーカーもあるし
「チキンミール＝鶏副産物」というメーカーもあり、表記もバラバラですが。）
酸化防止剤はローズマリー抽出液とミックストコフェロールなので
BHAは入ってなさそうです。

・・・というようなわけで、おそるおそる使っている感じではあります。
でも、ごはんを変えてから、少し変化があった気がします。
以前はお水をがぶがぶ飲んで、おしっこの量も多くて、
猫トイレの一角の砂が広い範囲におしっこで固まっていたのが、
ころんとした小さな固まりが増えて、大きな固まりが減った気がします。
腎臓は一度悪くなると治りはしないみたいなので
気のせいかも知れませんが、
排出しなければいけない成分の摂取を押さえることで
おしっこも前ほどたくさん出さなくて済んだのかな？と思ったりして。
その真偽はともかく、ふうちゃんの身体の負担を減らすために
この食事を維持していく必要があるのです。

使えるごはんの種類が少ない分、どれかに偏らないように
しっかりローテーションしていきたいと思っています。

I hope that she keeps her health better.
「ママが治してあげる」
そういいながら、治すことができないのが悲しいですが、
これ以上悪化させないように工夫しながら
今日もふうちゃんをなでています。

＊この記事のカテゴリーを「ネコごはん」に変更しました。
＊私のキャットフードへの考えはネコごはん（１）、（２）に少しまとめてあります。

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コメント 9

私たちの手でも治らない病気であっても、願い（祈り）を込めて
接していることで、ふうちゃんの病への苦しみも和らぐと思います。
やれることはやり、調べられることは自ら調べ・・・その想いは
ふうちゃんにとって勇気となると。
フードに対するコメント、客観的でとてもためになりました。
ありがとうございます。
by RuddyCat-Lalah (2013-02-13 00:24) 

サイエンスダイエットは僅かですが食べさせた事があったので、
ちょっとショックです。
副産物の事とか...勉強になりました。
ふうちゃんの症状が少しでも回復するよう祈っています。
by benzo (2013-02-13 14:43) 

★RuddyCat-Lalahさん
＞私たちの手でも治らない病気であっても、願い（祈り）を込めて
接していることで、ふうちゃんの病への苦しみも和らぐと思います。

ありがとうございます。そうであればうれしいなと思います。
ネコ達はごはんを選べないのでよりよいごはんを探すよう心がけたいと思います。
by himika (2013-02-14 03:16) 

★benzoさん
＞サイエンスダイエットは僅かですが食べさせた事があったので、
＞ちょっとショックです。
サイエンスに限らず、なんですよ。
私も最初はショックでした。
専門家が推奨しているのに何故？と。
それくらい知られていないんだと思います。

＞副産物の事とか...勉強になりました。
私もまだ勉強が足りませんが、ご参考になることがあれば幸いです。

＞ふうちゃんの症状が少しでも回復するよう祈っています。
ありがとうございます。
一見元気なんですがもう１５歳なので、気をつけてあげたいと思います。
by himika (2013-02-14 03:28) 

★☆★みなさまへ
この記事のカテゴリーを「ネコごはん」に変えて、
以前書いた記事のリンクも追加しました。

ふうちゃんの皮膚病のことなど、
ごはんに関心を持った経緯が書いてあります。
私の個人的な考え、体験ではありますが、
ご参考になればと思います。


by himika (2013-02-14 03:33) 

私も危険なご飯が多数出回ってる事を知った時は本当にショックで、
取り返しのつかない事をしてしまったって落ち込んだものです。
一番の成長期にヒルズのとか食べさせてたので・・・。
ご飯選びは難しいですね。
疾患に対応してるのを探すのはもっと大変そう・・・。
ふうちゃんの腎臓が悪化しませんように。
by nagomi (2013-02-20 00:25) 

★nagomiさん
＞私も危険なご飯が多数出回ってる事を知った時は本当にショックで、
＞取り返しのつかない事をしてしまったって落ち込んだものです。
本当にショックですよね。
安いごはんならともかく、結構高いごはんでもそうでしたから。

＞疾患に対応してるのを探すのはもっと大変そう・・・。
＞ふうちゃんの腎臓が悪化しませんように。
ありがとうございます。
完璧なものはなかなかないですが、
まずは病気に対応したものにかえることで
負担を減らせたらと思っています。
これからもよりいいものを探していきたいです。
by himika (2013-02-20 01:29) 

うちのミャウは膀胱炎持ちです。
なる子は何度でもなるそうで、うちも病院食です。
やはり高いので結構大変です。
続けられるまでは頑張って買おうと思いますが、最終的には
サル子の学費次第。
可哀想だけど、やはり子供優先です・・・・・。
by ☆ササエ☆ (2013-02-23 20:41) 

★☆ササエ☆さん
＞うちのミャウは膀胱炎持ちです。
＞なる子は何度でもなるそうで、うちも病院食です。
ミャウさまもご病気を抱えているんですね。
他の子とごはんがちがうと大変ですよね。
ちがうごはんを食べちゃったりしないかとか。

＞やはり高いので結構大変です。
＞可哀想だけど、やはり子供優先です・・・・・。
そうですよね。
無理は続きませんからね。

リンクさせていただいているまきぼうさんは
猫缶を自ら味見して品質を確認したりして
最終的ににゃんずのごはんを手作りされています。
そこまですればより安全だとは思いますが、
私もそこまではできません。
できる範囲でよりよいものをということでいいと思っています。
by himika (2013-02-23 23:02)