メーカーに問合せる／How to ask about the cat food: Cat blog NEKOJIE [ネコごはん]
If you have some questions about the cat food, you can ask the cat food maker. Try it.
キャットフードについて、
メーカーに問い合わせたことがありますか？
私は疑問点は問い合わせるようにしています。
（最近はあまりしてませんでしたが・・・。）
その結果はもちろん、対応の良し悪しも
そのメーカーの姿勢かなと思うので。
例えばある国産メーカーに電話をして
「副産物は入っていますか？」とたずねたら、
「副産物って何ですか？」という返事。
これはだめだなと思ったら、確認してもらった結果
やっぱり入ってました。
大分前ですが、外国の（ドイツ系？）のメーカーのフードに
鳥の羽毛のようなものが入っていて
そのことを問い合わせたことがありました。
副産物を使用していないとうたっているメーカーです。
羽毛が突き刺さった状態の十文字のフードとともに
日本の代理店に文書で問い合わせました。
その回答は、
「羽毛は畑にいた野鳥のものと思われるが、
製造工程で加熱処理しているので食べてしまっても問題ない。
これは極めてまれなことで、鳥およびその副産物は使用していない。」
というものでした。
「極めてまれ」というけれど、
その一袋にいくつも入っていて、
畑の穀物等に混入していたとしても
洗浄したり、殻を外したりはしないんだろうかと思い、
そこを問い合わせると、
「副産物は使っていない。原因は調査中。」
というだけの内容の回答が届き、それっきりになりました。
最初の回答の時に担当者の名前がなかったので
次は書いてくださいとも書いたのにそれもなしでした。
こういう対応ってどうなんでしょうね。
本当はしっかり作ってある製品だとしても
この対応では不安になってしまいますね。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
私がキャットフードについて考えるきっかけを作ってくださったのは
「我が家のワン・ニャン騒動記」というホームページ
（当時はブログはまだなかった）を運営していた
ねこにゃんさんでした。
当時、多くの人がこのサイトから学び、
キャットフードについて試行錯誤していました。
私も十分とはいえないかも知れないけれど
できる限り調べたり問合せしたりしました。
上の羽毛の件を問い合わせたのは2002年でした。
印象に残っているのは、
問い合わせる時に「○○を入れてますか？」ではなく
「○○は入ってますか？と聞くのがコツだという言葉です。
「入れていますか？」だとメーカーが意識的に入れたものだけ答える可能性があり
「入っていますか？」だと、下請けが入れたものも含めて
問うことになるからだとのことでした。
ねこにゃんさんのサイトは今はみつかりません。
ご体調が良くない時もあったようで
たまにお休みしていたので、
もうやめてしまわれたのかもしれません。
そんなことを予測したわけでもないのでしょうが、
ねこにゃんさんのサイトの内容をテキストファイルで保存していて
それを昨日やっと見つけました。
それ自体を公開することはできませんが、
問合せ方法の部分の主旨を紹介したいと思います。
ペットフードが安全かどうか確認するには
・メーカーのホームページやフードのパッケージに
「人間用の食材を使用」と明記されているか確認する
・遺伝子組み換え作物かどうかも確認する
・保存料・添加物は何を使っているか確認する
（原材料に入っているものも含め）
・「新鮮な素材」「安全なものを使用」は要注意
・できればフードの分析結果をみせてもらい、
合成保存料が検出されていないか確認する
ここまでやっていらっしゃったんだなーとあらためて思います。
私はここまではできていなくて、
せめて副産物が入っていないこと、
発がん性があるとされるBHA（酸化防止剤）や
BHT（防カビ剤）が入っていないこと、
安全な素材を使っていそうなこと（これは調べが不十分ですが）
くらいを目安にフードを選んできました。
安全性の他に、猫はタンパク質がたくさん必要なのに
原料の最初のいくつかが穀物だったらやめとこう、とか。
（量の多いものから表示することになっているらしく、
穀物が最初というのは穀物が多いということになるから。）
それから１０年あまり経ち、
猫達が高齢になっていくと、
シニア向けフードがあるかがまた分かれ目に。
シニア向けフードがないものもあり、
どんどん選択肢が狭まっています。
もともと完璧なフードはないと思うけれど、
絞っていくとどんどん選べなくなっていきます。
なので、完璧は目指さず、可能な範囲で探したものを
複数ローテーションでリスクを分散するしかないかなと。
そんなところに落ち着いています。
この１０年でメーカーもずいぶん変わった気がします。
昔は当たり前に合成保存料を使っていたメーカーが
保存料を変えてきたりしていて、
私たち利用者が問い合わせたり声を上げていくことが
少しずつですが、メーカーを動かすことができると感じます。
愛する猫達のために、
できる範囲で、
いいごはんを選んでいきたいなと思っています。
＊キャットフードに関するコメントは私の個人的な意見であり、
ご利用の際はそれぞれのご判断で選んでくださるようお願いします。
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キャットフードについて、
メーカーに問い合わせたことがありますか？
私は疑問点は問い合わせるようにしています。
（最近はあまりしてませんでしたが・・・。）
その結果はもちろん、対応の良し悪しも
そのメーカーの姿勢かなと思うので。
例えばある国産メーカーに電話をして
「副産物は入っていますか？」とたずねたら、
「副産物って何ですか？」という返事。
これはだめだなと思ったら、確認してもらった結果
やっぱり入ってました。
大分前ですが、外国の（ドイツ系？）のメーカーのフードに
鳥の羽毛のようなものが入っていて
そのことを問い合わせたことがありました。
副産物を使用していないとうたっているメーカーです。
羽毛が突き刺さった状態の十文字のフードとともに
日本の代理店に文書で問い合わせました。
その回答は、
「羽毛は畑にいた野鳥のものと思われるが、
製造工程で加熱処理しているので食べてしまっても問題ない。
これは極めてまれなことで、鳥およびその副産物は使用していない。」
というものでした。
「極めてまれ」というけれど、
その一袋にいくつも入っていて、
畑の穀物等に混入していたとしても
洗浄したり、殻を外したりはしないんだろうかと思い、
そこを問い合わせると、
「副産物は使っていない。原因は調査中。」
というだけの内容の回答が届き、それっきりになりました。
最初の回答の時に担当者の名前がなかったので
次は書いてくださいとも書いたのにそれもなしでした。
こういう対応ってどうなんでしょうね。
本当はしっかり作ってある製品だとしても
この対応では不安になってしまいますね。
私がキャットフードについて考えるきっかけを作ってくださったのは
「我が家のワン・ニャン騒動記」というホームページ
（当時はブログはまだなかった）を運営していた
ねこにゃんさんでした。
当時、多くの人がこのサイトから学び、
キャットフードについて試行錯誤していました。
私も十分とはいえないかも知れないけれど
できる限り調べたり問合せしたりしました。
上の羽毛の件を問い合わせたのは2002年でした。
印象に残っているのは、
問い合わせる時に「○○を入れてますか？」ではなく
「○○は入ってますか？と聞くのがコツだという言葉です。
「入れていますか？」だとメーカーが意識的に入れたものだけ答える可能性があり
「入っていますか？」だと、下請けが入れたものも含めて
問うことになるからだとのことでした。
ねこにゃんさんのサイトは今はみつかりません。
ご体調が良くない時もあったようで
たまにお休みしていたので、
もうやめてしまわれたのかもしれません。
そんなことを予測したわけでもないのでしょうが、
ねこにゃんさんのサイトの内容をテキストファイルで保存していて
それを昨日やっと見つけました。
それ自体を公開することはできませんが、
問合せ方法の部分の主旨を紹介したいと思います。
ペットフードが安全かどうか確認するには
・メーカーのホームページやフードのパッケージに
「人間用の食材を使用」と明記されているか確認する
・遺伝子組み換え作物かどうかも確認する
・保存料・添加物は何を使っているか確認する
（原材料に入っているものも含め）
・「新鮮な素材」「安全なものを使用」は要注意
・できればフードの分析結果をみせてもらい、
合成保存料が検出されていないか確認する
ここまでやっていらっしゃったんだなーとあらためて思います。
私はここまではできていなくて、
せめて副産物が入っていないこと、
発がん性があるとされるBHA（酸化防止剤）や
BHT（防カビ剤）が入っていないこと、
安全な素材を使っていそうなこと（これは調べが不十分ですが）
くらいを目安にフードを選んできました。
安全性の他に、猫はタンパク質がたくさん必要なのに
原料の最初のいくつかが穀物だったらやめとこう、とか。
（量の多いものから表示することになっているらしく、
穀物が最初というのは穀物が多いということになるから。）
それから１０年あまり経ち、
猫達が高齢になっていくと、
シニア向けフードがあるかがまた分かれ目に。
シニア向けフードがないものもあり、
どんどん選択肢が狭まっています。
もともと完璧なフードはないと思うけれど、
絞っていくとどんどん選べなくなっていきます。
なので、完璧は目指さず、可能な範囲で探したものを
複数ローテーションでリスクを分散するしかないかなと。
そんなところに落ち着いています。
この１０年でメーカーもずいぶん変わった気がします。
昔は当たり前に合成保存料を使っていたメーカーが
保存料を変えてきたりしていて、
私たち利用者が問い合わせたり声を上げていくことが
少しずつですが、メーカーを動かすことができると感じます。
愛する猫達のために、
できる範囲で、
いいごはんを選んでいきたいなと思っています。
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himikaです。猫が好き、そしてたぶん、人が好きなんだと思う。
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我が家のにゃんずも愛用！
にゃんずのごはんは大事です
う～ん、凄いな～。
うちは市販のカリカリと病院のカリカリを混ぜてやっています。
でも正直ここまでは出来ないな～。
なんせ、もっとうるさいサル子という大動物に手が掛かる＾＾；
by ☆ササエ☆ (2013-04-08 18:12)
★☆ササエ☆さん
＞う～ん、凄いな～。
すごいですよね。
ねこにゃんさんも猫ちゃんの病気がきっかけだったと思うし、
私もそう。
そういうことがないとなかなか、ね。
＞なんせ、もっとうるさいサル子という大動物に手が掛かる＾＾；
もちろん人間優先ですよね。
大人っぽくなったサル子ちゃんが一番ですよね。
うちは残念ながら大動物もいないので、
長女猫には結構手間ひまかけてきた気がします。
もちろんできる範囲で、ですけどね。
by himika (2013-04-08 19:01)
いつもhimika さんのblogを拝見すると、自分のフードに対する考え方が甘い事を思い知らされます。
最近のネコ関係の本にもフードを選ぶ基準などが掲載されるように
なってきて参考にはしていますが、himika さんほど、掘り下げて
書いてあるもにはなかなか巡り会う事はありません。
肉については、人間が食べられる物かとか、副産物の混入について、
保存料について等は記載されてきている本もありますね。
ただ、本によって書き方が、素人にはわかりづらい物もあり、
読み解く事に苦労しています。
by RuddyCat-Lalah (2013-04-08 23:49)
★RuddyCat-Lalahさん
＞いつもhimika さんのblogを拝見すると、自分のフードに対する考え方が甘い事を思い知らされます。
いえいえ、そんな・・・。
私も色んな方の受け売りみたいなところもあるし、
漠然としか理解できてないこともあるし、
わかっていてもできてないこともあるし。
だけど、１０年以上前に先輩達から教わった知識を
今、まだ知らない人がいたとして、
私が少しでも知っているなら
こんなことがあるよ、くらいは
言っておくのが先輩への礼儀ではと思うのです。
そんなわけで、書けば書くほど
自分の不勉強さ、努力の足りなさを痛感しつつも、
ちょこちょこ書き始めたという感じです。
＞肉については、人間が食べられる物かとか、副産物の混入について、
＞保存料について等は記載されてきている本もありますね。
そうですよね。
恐い話がたくさん書いてありますよね。
＞ただ、本によって書き方が、素人にはわかりづらい物もあり、
＞読み解く事に苦労しています。
人間と猫は必要な栄養素や食べちゃいけないものもちがうし、
用語や化学物質のことや、わからないことだらけですね。
RuddyCat-Lalahさんもお調べになっているようなので
何かわかったら是非教えてくださいね。
by himika (2013-04-09 00:38)
私もそのHPを拝見して、随分参考にさせていただいてました。
本当に、よく調べられてましたよね。
知らない事ばかりで、すごくショックだったことを覚えています。
HPがなくなってしまったのは、本当に残念です。
お元気で過ごされてると良いのですが。
himikaさんは、ねこにゃんさんのフード探しに対する姿勢をしっかり受け継いでいらっしゃいますね(*^-^*)
by nagomi (2013-04-13 00:00)
★nagomiさん
＞私もそのHPを拝見して、随分参考にさせていただいてました。
＞本当に、よく調べられてましたよね。
本当にそうでした。
よく調べて、またそれをみんなに伝えようと努力された方でした。
＞HPがなくなってしまったのは、本当に残念です。
＞お元気で過ごされてると良いのですが。
ご体調がすぐれない時もあったようでしたもんね。
猫ちゃんに囲まれてお元気でいらっしゃるといいですね。
＞himikaさんは、ねこにゃんさんのフード探しに対する姿勢をしっかり受け継いでいらっしゃいますね(*^-^*)
いえいえまだまだ足下にも及びません。
というか、ここまではなかなか難しいと思いますが、できることだけでもしていこうというくらいです。
by himika (2013-04-13 14:21)